建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
一年後の検査とインタビュー
先月の土曜日に、「鎌取の家」の一年目の瑕疵検査をしました。
工務店さんに立会いってもらい、外部、室内、天井裏、床下、設備電気機器なども不具合ないか確認しました。
結果、引き戸の一つが反っことによる開閉不良など、細かな指摘が3点ほどあり、是正を指示して終わりました。

鎌取の家
その後、建築主へ1年暮らしてみての実感をインタビューしました。
概ね良好で、ルーフデッキでの夏のプールや、窓を開けて暮らすことが多くエアコンはほとんど使わなかったこと。
冬でも2階のリビングダイニングはほとんど暖房不要なほど暖かいというようなことをうかがいました。

改善したことが1点あるということで、冬場の1階と2階の温度差を気にされていました。
この鎌取の家は、南の隣家によって1階のレベルにはほとんど日が入りません。
そこで2階にリビングダイニングとルーフデッキを配置しました。
1階は寝室、水場回り、収納などの諸室です。1階にいる時間は少ないので、暖房は寝るときにしか使わないとのこと。
それでは、1階はいつも寒くなります。1階エリアは構造体、仕上げ材も含めて冷えきってしまって、簡単には温度が上がらない状況になっていると判断しました。
そこで、少なくとも寝室は夕方から朝方まで弱暖房で運転することを提案しました。
高断熱高気密住宅なのだから、ある程度暖房運転して、家全体を暖めるようにすれば快適に過ごせるし、電気代も気にするほど上がることはないことを説明しました。来年の冬はまた少し違ったお話を聞けることでしょう。

綺麗に使っていただいていることも十分に伝わり、ご夫妻とお子さん、それと遊びに来るご両親やお友達も評価いただいている様子に嬉しく思うとともに安堵しました。


インタビューの内容は、アトリエ24のHPにUPしてあります。
一度ご覧ください。

アトリエ24で建てた方々の声
http://www.atelier24.jp/voice/kamatori.html


鎌取の家

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千葉、東京で住宅設計を行う建築設計事務所






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鎌取の家 完成写真
鎌取の家

「鎌取の家」の竣工写真があがってきました。

引渡しまでの時間が無く、撮影は2月1日のオープンハウスの日に一緒に予定しました。
天気がイマイチで、カメラマンの松田さんには外観写真を別途撮っていただきました。

鎌取の家
2階リビングダイニングとルーフテラス  

鎌取の家
ダイニングキッチン夜景

鎌取の家
北側外観夕景

設計:アトリエ24(飯沼竹一・植村嘉仁)
構造:TS構造設計(佐藤岳人)
施工:有限会社片岡建設
撮影:PHOTO-WORKS 松田


計画概要やコンセプト、その他の写真は、アトリエ24のHPをご覧ください。
http://www.atelier24.jp/work/kamatori.html


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一昨日の内覧会では有難うございました。
2/1(土)は午前中は小雨模様でとても寒い生憎の天気でした。
それでも10組の方に見学していただきました。
皆さまご足労いただき有難うございました。

また、内覧会を快く実施させていただいた建築主のT様には、改めて感謝申し上げます。

竣工引渡と入居までの時間がないこともあり、内覧会と一緒に完成写真撮影もあり、写真家の松田さんにもご面倒をお掛けしました。この場を借りてお詫びいたします。


鎌取の家

午前中はどんよりした天気でしたが、見学者の方みなさんが明るくて開放的な2階リビングダイニングに高い評価をいただきました。

昼過ぎからようやく少し陽が出てきました。
上の写真は午後3時頃ですが、この時期のこの時間でもこれだけ自然光が入るのが分かります。
冬の天気が良い日は暖房も照明も無用のリビングダイニングです。


鎌取の家

外観夕景です。
カメラマンの撮影に立ち会中、記録としてiPhone で撮った画像なので、画質がイマイチです。(苦笑
完成写真ができてきましたら、HPで紹介します。


PHOTO-WORKS(松田哲也)

http://photo-works.info




「鎌取の家」完成内覧会のお知らせ
千葉市緑区で建設中の戸建て住宅が1月末日に完成の予定です。
建築主のご厚意により1日だけの完成内覧会を開きます。

土地探しをはじめたのが昨年1月でしたから、相談を受けてちょうど1年。設計期間3か月、工期5か月のかなり短い工程でしたが、建築主と一緒に濃密な時間を掛けて家づくりをしてきました。
若いご夫婦の建築主の土地購入からの家づくりですから、かなりのローコスト住宅です。
しかしながら、そのこだわりを感じられる素敵な住まいです。

子供の成長やライフスタイルの変化など、将来の家族の変化に十分に対応できるフレキシブルかつミニマムな住まいです。
真南に2階建ての隣家が建ち、採光が期待できない敷地でしたが、明るく開放的なリビングダイニング中心の家ができました。このリビングダイニングと一体的に利用できる家族だけのプライベートな半屋外空間のルーフテラスを持つ、開放的な空間を計画しました。
敷地のポテンシャルを活かした、ワクワクする暮らしの提案です。
そして白を基調としたすっきり・暖かいデザインの住まいです。

鎌取の家 オープンハウス
*プライバシーの観点、お越し頂いた方へ十分に説明できるように予約制とさせて頂きます。
見学ご希望の方には、住所・氏名・連絡先・ご見学時間を下記のアドレス又は電話番号にて御連絡頂きたいと思います。
折り返し所在地や案内図などを送らせて頂きます。
また、ご質問等も気軽にお尋ねください。


開催地:千葉市緑区
開催日時::2014年2月1日 10:00~16:00
連絡先:アトリエ24一級建築士事務所 (担当:植村
TEL :043-238-5095




グラスウール
鎌取の家は外装、内装工事に入っています。


この家の断熱性能は、次世代書エネ基準を満たす仕様です。

壁断熱  高性能グラスウール16kg/m3 厚さ100mm充填
屋根断熱 高性能グラスウール16kg/m3 厚さ200mm充填

この断熱性能を他の断熱材で満足させようとすると、コストが2倍~3倍になります。
30坪の家であれば20~30万円以上です。
グラスウールに関してはいろりろ欠点を言われますけど、他の断熱材料でも耐久性や可燃性などのメリット、デメリットがあります。

関東より西でつくる家で考えたとき、色々な断熱材を比較してみると圧倒的にグラスウールが優位であることがはっきりします。
ですからアトリエ24では、ケースバイケースですがグラスウールの選択を建築主に勧めることが多いのです。

もちろん建築主の要望が優先されます。

鎌取の家

鎌取の家

実はこの現場では工務店サイドの手違いで性能の違う グラスウールが納入されて、そのまま充填されていました。
間違いを指摘して早急に入れ替えたのですが、大工棟梁いわく「予行練習しちゃったよ!」とのこと…
随所で確認が必要ですね。(苦笑


グラスウールの安全性については以下のサイトを参照ください。

http://www.glass-fiber.net/anzensei/1.html#a1point



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秋晴れの朝
鎌取の家
今日もぐずついた天気ですね。
一昨日は台風一過でした。
午前中の早い時間に
「鎌取の家」の現場を建築主家族と観てきました。

屋根、外壁、玄関ドアなどの材料を、現物見本を用意して、素材、色などを確認いただきました。
ビニールシートでかなり雨養生をしたのですが、一部風雨で破れていて、2階床の合板を濡らせてしまいました。
状況をみて部分的に貼り替えるように指示をしました。

陽射しが2階室内まで入り、とっても気持ちのいい空間になりつつあります。
完成が楽しみです!




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秋晴れの中で上棟
「鎌取の家」が13日の大安に上棟しました。
すぐにこのブログで紹介したかったのですが、生憎ドタバタなところで台風もきたりして、4日遅れのUPです。

この家は、以前にも書いたかもしれませんが、建築主がこの敷地を購入に踏み切ったのが5月半ばです。
それから、私の事務所でラフプランを提示して、6月の末に本格的な設計がスタートとしました。

そして実施設計がまとまったのが8月中旬。そして工務店3社による見積依頼。
工務店が決まってから、速攻での着工…私の方で建築主に説明していた予定工期よりも10日ほど早い進捗状況で、上棟を迎えました。

工事が始まってから無茶な突貫工事をしたわけではありません。一般的な工事工程でした。
工務店の段取りが良く、職人、材料の手配が上手くいったためだと思います。

この上手い工程管理を続けていただき、無事完成できることを祈願します!

鎌取の家
2階プランの関係で通し柱が多い家です

鎌取の家
大工2人、鳶4人、クレーン1人の建て方で午後3時には上棟しました
棟に上がると、心地良い秋風が躯にあたります。




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基礎のコンクリート打設
鎌取の家

「鎌取の家」の現場監理状況です。
今朝、アンカーボルト、ホールダウンボルトの設置を確認し、多少の是正をしてもらいました。
その後、コンクリート(生コン)の材料受入検査行い、生コンのスランプ、空気量などをチェックし、打設OKとなりました。
天候に恵まれて、工程は順調です。
来週末には予定通り建て方ができそうです。


鎌取の家

鎌取の家


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型枠をチェック
鎌取の家

今朝、「鎌取の家」の基礎立上り型枠を見てきました。

先のブログでも書きましたが、この現場では、基礎のベース(床版)と土台が載る立上り部分のコンクリートを一体(1回)で打設(流し込み)します。
1回でコンクリートを打設するこの工法であれば、コンクリートが一体的に出来上がり、防水性的、耐久性が向上します。

ただし、型枠をスラブの厚さ分だけ浮かせておく必要があって、これまでかなり高い施工技量が必要でした。近年この浮かすための金物製品が登場し、以前と比較して容易にできるようになりました。

1回でコンクリートを打設できれば、打設のための準備、手間、ポンプ車、コンクリート試験なども1回で済み、コスト、工期的にもメリットがあります。

この後、型枠の固定とアンカーボルト類の設置を行い、明後日コンクリート打設です。

鎌取の家



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基礎の配筋検査
鎌取の家

今朝、「鎌取の家」の配筋検査をしました。
べた基礎に立上り70cmの標準仕様の配筋ですが、丁寧に組立られています。

今回は初めての工務店さんですが、なかなか良い仕事します。
事務所の設計通り、べた基礎と立上り基礎部分もコンクリートを一体で打設します。

まだまだ竣工まで先が長いので、あくまでも現段階での評価ですが、楽しみです(笑


鎌取の家



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