建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
来年は良い年になりますように!


今年は、私にとってあまり良いとは言えない一年になった。
まぁ、一応(?)健康であったから良かったのかもしれない…(苦笑)
来年は是非とも良い年にしたいと思う。

みな様も良い年をお迎えください。



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千葉港からの富士山
(携帯電話のカメラで撮ったので画像が良くない…締まらないな~(^^; )
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今年の予想が大外れ!
今年初めに、地方の商工会で「耐震強度偽装事件の背景とこれから」と言うテーマで講演など引き受けたせいもあり、その関連資料をかなり集め、傾向や動向を相当時間を掛け調べた。
そして、これらの情報を基に私の講演の所感をまとめ、今年はマンション・戸建て住宅も含めて消費者の購買意欲が冷えて、建設関連業界は相当厳しくなる、と話をしたのだが、どうも予測が外れたようだ…(苦笑)
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マンション販売においては、昨年末の今年の大方の予想は販売戸数が前年比30~40%落ち込み、購入者の安心感を再び得るにはかなり時間が掛かると見ていたはず。
ところが、先月発表された今年の最終予測は前年比15%前後の下落。都心部では大幅減との統計結果が出そうである。それも耐震強度偽装の影響ではなく、デベロッパー側の販売都合による売り渋り!らしい…。
早い話が、事件当初は業界もかなりの危機感を持っていたのだが、一般消費者は、あの事件にはほとんど影響されず、例年に近い戸数の新築マンションを契約したことになるのである。
なぜか?金利上昇の焦り、土地価格の高騰、消費税率の値上げの不安…


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住宅地のイルミネーション
近年、住宅地やマンションの一部でクリスマスシーズンにイルミネーションを過剰に飾り付ける風潮がある。
 商店街や観光地でもない、ごく普通の住宅地に突如派手なイルミネーションが表れる。
「こんな住宅地にキャバクラ?ラブホの入り口??」と心配してしまう。
(苦笑)  でもこれはある一地域に限った現象ではない。
全国的な流行らしく、それも住宅地だけでなく、首都圏のマンションの一部にもベランダ一杯に飾られたイルミネーションを電車の車窓からよく見かけるようになった。
 はっきり言ってしまうと、美しくない…言わば光の公害であると感じるのは私だけだろうか…

その地区全体あるいはマンション全体において、ルールを持ってこのような催しを行っているのならば、さほど問題はないのであろう。
しかし、そんな住民合意やルールがなく好き勝手に自己主張されたのでは、近所迷惑であり通行人と言えども不快な感じを与える場合が多々あるのではないか。

先日、京都市は古都の景観を守るため、市内全域で屋上広告物と点滅照明を禁止する規制案を出した。屋上と点滅照明の既存広告物については、許可の継続を1度3年間だけ認め、その後は撤去を求める方針で、来年度の早期に新規制を実施したいとしている。
ようやく光の洪水を規制する動きが出てきて喜ばしいことで、この京都市の英断に大きな拍手を送りたい。

 公告看板と一緒にするな…たかだか住宅のイルミネーションに何を言っている…等々といろいろ批判はあることだろう。 しかし、住宅と言えども、外部環境、景観は公共性を持つものであるし、この国ではその公共性という認識があまりにもかけている。 この京都市の景観を守る取り組みの思想が、一般の都市や街にも少しでも広まることを願いたい。
 
A Merry X`mas!

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大銀杏
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今朝、車で通勤途中に千葉市内にある千葉寺境内の大銀杏が見頃を過ぎたのに気付いた。
忙しない週の頭であったが、快晴でもあり、少し気持ちにゆとりを持とうとお思い、しばし立ち寄りことに…

千葉寺は、709年に創建され、十一面観世音と薬師如来が本尊、坂東29番の札所として栄えた千葉市内最古の真言宗の寺院である。
そして、この境内にあるこの大銀杏は幹周り8m、樹高30m、樹齢1300年と言われ、千葉県の天延記念物に指定されている。
老木のためか、周りのイチョウよりも10日前後紅葉が遅く、歳末のこの時期に得した気分になる。落ち葉の黄色いじゅうたんも見事。

朝日の中で、はらりはらりと葉を落とすこの大木を眺め、もっと気を静めて大きな心でいよう、と自分に言い聞かせた。
さぁ!今年も残すところ10日あまり。

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千葉寺の情報 http://www.geocities.jp/chiba_bunka/senyo.htmlicho2.jpg
歳末の新宿歌舞伎町
師走に入り、私もご多分に洩れず忘年会や飲み会が多い。
先週も3連チャンであり、お酒が好きな私(酒豪ではないのです…汗)は、結局勧められるまま深酒してしまい、週末は完全休養で子供たちからも苦情を言われる始末。反省の日々。(苦笑)


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さて、そんな中、新宿で飲む機会があった。
一次会でフグ鍋を食べて、体が暖まったところで歌舞伎町に出た。二次会で程よく酔い、終電を気にしながら新宿駅に向かう。
11時半を廻っているのに、この歌舞伎町はまだまだ宵の口とばかり、歩道から人が溢れんばかり混雑している。
接待のサラリーマン達や我々と同じような2次会3次会帰りのおじさん達。数人で騒ぎ歩道を塞ぐ学生風の集団。妖しげなカップルや客引き、角に立つ女性達。893系の人たちともすれ違う…行き交う人々の国籍も多種多様。花屋もあちこち開いているし、駐車場も満車状態。
きっと深夜2、3時までこんな状況なのだろう。けっして治安が良いわけではないが…。

そして不夜城・歌舞伎町の空が青白くなる頃、一気に現実に引き戻される。暗闇で見えなかったものが次第にはっきりしてくる。

特にこの時期の歌舞伎町の朝はヒドイ!散乱したゴミ!ゴミ!おう吐物!そして群がるカラスたち。倒された立て看や昇り籏。駅に向かう人の群れ。酔いつぶれた人々。
午前8時を過ぎれば通勤の人たちがくる。ここには新宿区役所があり一般の会社や店舗もあるのだから…。
全ての片付けが終わるのは昼前。

そして午後になればまた夜の準備が始まり、様々な人が集まり出す。ネオンが煌めき、甘く危険な香りする夜の街に姿を戻す。

新宿歌舞伎町は
良くも悪くも昼と夜の二重の顔を持つ街である。
もったいないな~
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先日、JR千葉駅付近で昼食した後、電車に乗る前に少し時間があり、東口の駅前広場あたりをぶらぶらしていると、エスカレーターがあるドームの前で足が止った。

もう何年もこの地下道へ導くためのエスカレータに乗っていない…

アプロ-チは仰々しいのだが、単に地下道であり、利用価値が無いので、いつも目の前を無意識に
通り過ぎていた。
 
そこで、その後どのような状態になっているか確認してみたくなって、おもしろ半分に下りエスカレーターに乗ってみた。

でも、何も変わっていない。相変わらずのだだっ広いだけの地下道!
左右に乳白色のガラスブロックを利用した照明を兼ねた装飾壁が連なっているだけだ。この壁自体は確かに綺麗なのだが、いかんせん地下通路だけの利用ではもったいない!この地下通路には4箇所の出入り口があり、前途のエスカレーター1基、エレベーター3基の昇降設備もある。(地下駐輪場が併設されているが、まぁこれは省くことにしよう。)

さすがに駅前だし通路自体はゴミも落ちていなく、キレイに管理されているようである。でも利用する人がまばら…。やはりこういった公共事業は建設コスト+維持管理費≦利用価値(利用頻度)であって欲しい。

もう造ってしまったものだから、今更その計画にどうのこうの言うつもりは無いし、プロムナード(末広街道)を横断するための目的は分かる。が、維持管理費はこの先ずっと掛かることを考えると、やっぱりもったいない…(苦笑)

もっと有効利用を考えられないか?

パリの地下鉄構内やその地下道などでは登録制で音楽家たちに利用を許可している。ここでも路上ライブを行う若いミュージシャンに利用させる手もあるだろう。現に同じ県下の柏駅周辺ではこのような文化が育っている。
また、このほのかな明るさを持つ空間にマッチした展示会やイベントなど企画しても良いだろう。

この地下道に行けば何か楽しいことがあると、市民に認知されるような使い方がきることを願いたい。