建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
いちご狩りで…


このところの陽気に誘われて、いちご狩りに行ってきた。
我が娘が大のいちご好きで、毎年一度は連れて行かされる…(苦笑)

今回は昨年に続き成東(現山武市)の苺農園である。
かなり人気あるところで、午前10時開園であるが、30分前から待つ家族連れが10組ほど。この時期は土曜日の午前中で店じまいらしい。ちなみに日曜日はいちごの生育が間に合わないので、ほとんど休園とのこと。
だからこの時期のいちご狩りは連休の初日がいい。

我が娘は、食べる食べる…一人で大粒の栃おとめを80個以上!彼女曰く「いちごは別腹だから…」。ちなみに私は50個くらいであったろう。今シーズンはもう食べなくていいと思うほど…(笑)

その娘を嬉しそうに見て、莓園のおじさんが話してくれたこと…
先週こと、祖父母に連れられて来た我が娘と同年代の女の子が、一つも食べずにハウスから出てしまったらしい。洗っていないものが食べられないって言って…。おじいちゃん、おばあちゃんはガッカリして帰ったそうで。苺園のおじさんも残念そうな表情。
近年の苺園では、農薬散布に気を遣うところが多く、この苺園でも花が咲いてからはほとんど農薬散布はしないという。直接口に入れるものだから食の安全に十分配慮している苺農家である。

でも、なぜ小学生の女の子が洗っていないものは食べないという考え方を持つのか?普通の子供ならば、いちごハウスに入って真っ赤ないちごの実を見れば、躊躇無く摘んで口に入れるのが自然だろうに。

今の世の中あまりにもキレイ好き過ぎるのではないか。 一昔前の日本は、そんなに清潔な生活をしていなかったはずだ。
もっと、大らかであって良いと私は思う。
子供たちには、野山や水辺、畑や田んぼ、牧場などの生産場所にも行かせたい。そして見る、聞く、触る、嗅ぐ、食べる経験をたくさんさせたい。 その経験が、食の安全や環境について考える力になるのだと信じている。

満足そうな子供たちをみて、そんなことを考えながら帰途についた。

順子の苺園 http://www.chiba4u.com/junko/
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欠陥住宅はなぜ無くならないのか
「欠陥住宅」は随分前から実例が報告され、人の健康に関わることなので、社会問題となって久しい。
2000年に欠陥住宅の防止の為の法律が施行され、住宅の基礎や壁、床などの構造部分の保証が10年になった。
良心的な施工業者ならば、その責任において不具合の対処をしてくれるはずであるし、問題の長期化はしないはずである。
しかし、今日でもテレビや週刊誌などのメディアに頻繁に取り上げられ、インタ-ネット上でもたくさんのサイトがあり、一向に減る様子がない…



建物の欠陥とは、大きく分けて2つあると考えられる。

一つは、まじめに設計されたもの、あるいは工事されたものの中でも、竣工引渡後にたまたま不具合を生じてしまった建物の一部分や性能など… 例えば屋根からの漏水…屋根の細部(ディテ-ル)に設計か工事の瑕疵があった場合の欠陥。
しかし、住宅は現場で造る一品生産品であり、竣工後全てが完全なるものばかりではなく、何かしらの不具合が起こることもあり得る。 一般的にはこれらの不具合は施工上の問題から起因することが多く、その為に竣工1年後に瑕疵検査をして問題を確認し、素早く原因を究明した後、建築主の許可を得て改善の手だてを施し、問題を解消するので、大きな問題化にならない。

れに対し…
最近、素直に泣けた話
中国四川省の父娘の悲話である。
この話は、元ソフトブレーン会長・宋文洲さんのコラムで読ませていただいた。
読んでいくうちにどんどん話に引き込まれ、恥ずかしくも途中から涙が溢れて止まらなくなった。読み終わって、なんと素晴らしく、温かい気持ちにさせてくれる話なのだろうと感動した。
そして、また涙…(苦笑)





この実話は、宋さんの1月25日付コラムに紹介されて、大反響をおこしているので、もうご存じの方も多くいるだろう。
でも宋さん自身がこの悲話を様々なところで紹介して欲しいというコメントを読んで、遅まきながら取り上げた次第。
是非一度読むことをお勧めします。

宋文洲の傍目八目「捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと」  http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070122/117394/?P=1
「宋文洲の言います、答えます」(日経ビジネス オンライン) http://bsou.seesaa.net/article/31943569.html


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臨海副都心


久しぶりの臨海副都心はまだまだ土地が余っていた。
車が駐まっていない広大な駐車場や、荒れ放題の空き地がまだたくさんある。

このエリアの地上部分の開発が始まってもう20年くらいに経つのであろう。
台場地区こそ街区らしいが、青海、有明地区は平日の昼間でも歩く人がまだ疎らである。
計画自体がもう時代錯誤なのだと思う。
1980年代は土地高騰により、東京に限らず千葉、神奈川でも海面を埋め立てて広大な供給してきた。しかし、バブル経済終焉と共にその大部分の土地は利用されることなく放置されてきた。 ここにきて都心の不動産取引が活況し、需要が大きくなっているようで、建設中の高層マンションやオフィスがぽつぽつと見える。しかしながら、この好状況が何時までも続くとはとても思えない。



確かに現在は、東京都心部に人も物も集中してきている。
しかし、都市の基盤整備や防災対策の面ではこの集中の量と速さに対応できていない。
そうかといって、少子高齢化で人口減少が確実な将来に対して、膨張する首都圏をこのまま経済の成長だけで無計画に進めて良いわけがない。
ゴミ問題一つにしても、この臨海副都心の更なる先に23区の最終処分場(中央防波堤ゴミ処分場)があるが、あと何10年もゴミの埋め立て処分ができる訳ではない。
巨大なマンションやオフィスが新しくできれば、学校にしても、消防署にしても、病院にしても… 様々な施設や人、モノ、エネルギーが必要になる。
ここで必要になった分だけ地方で不要になり、ますます地方が寂れて疲弊する。
そして、出来上がるのは汐留や台場、豊洲などの無味乾燥とした画一的な高層街である。もうウンザリしている人もいることだろう。

東京も含めて神奈川も千葉も、そろそろ10年後を見据えて計画の妥当性を検証し、抜本的な見直しを初めて欲しい。
そして、今からでも遅くないから、環境のため、防災のため、都市の潤いのため、森林公園にして欲しい。
たしか昨年末に亡くなられた青島さんが、都知事に就任の際に都市公園とする案を出されたと記憶している。当時とても新鮮に受け止めた。
都心のすぐ近く、それも海に面した森林のような公園。鳥やリスやウサギなどの小動物、蝶やトンボなどの昆虫が住む公園。人々から親しまれて、大切に守られる公園。… そんな場所があれば都心のヒートアイランド現象にも少しは役立つのではないか。

もう、大規模開発はイ・ラ・ナ・イ!


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にわかSLファン


昨日、午後の打合せがキャンセルになり(涙)、立ち直りの早い私は、急遽できた昼時の空き時間に、JRのSLイベント列車を見に内房線蘇我駅近くの測道に取り急ぎ駆けつけた…(苦笑)

写真を撮る目的の人が少しはいるかなと予想していたが、通過予想時間30分前にはすでに高さ1m80cmほどのネットフェンスに大勢の観客が張り付いていて、撮影位置を確保するのに手間取った…(笑)
そのうち、近所の保育園児、幼稚園児が保母さんに連れられて来て 大勢で測道に陣取り、会社員や子連れの主婦など観客がどしどし集まりだした…上空にはヘリが3機ほど飛び、白バイのお巡りさんが交通整理するするまで盛り上がった!

あっという間に走り過ぎたD51だった。タイミング良く
沿道の園児たちに、運転士や機関士、乗客が手を振ってくれて、微笑ましく感じるのも束の間にイベントが通り過ぎた。
我ながら野次馬だな~と思いながらも、それだけじゃないものをもらって、満足げにその場を離れた。


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