建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
酔っぱらいが見た三日月



デジカメの画像データをパソコンに取り込んむと、何やら見覚えのないカットが数枚出てきた…。

近頃やけに酒が弱くなった…
先日高校時代からの親友達と飲んだ時に、「takezo!にあまり飲ませるな♪…後がコワイ♪…」と口々に言われてしまった(汗)…
実は春先に、その仲間内の親父さんの葬儀の席で酔いつぶれたらしい…
あまり記憶が無い…(汗々)
昔(?)は「酔っていても最後まで常識あるヤツ!」だったのに…情けない…(涙)
それでも、親友らと飲むのはとっても楽しくて嬉しい!
またまた深酒になってしまった。

その酒席の帰りがけに千鳥足で撮ったものらしい…
まぁ、なんだ、その…楽しかったその記憶と言うことで。

ちなみに、その晩は皆に迷惑を掛けていないようだ…
以後十分に気を付けねばと、このブログを書きながら反省する。(苦笑)
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雑誌掲載のお知らせ
私の事務所の話題で恐縮ですが、ちょっと宣伝を…。

 「プレジデントファミリー」8月号にI邸が二世帯住宅例として掲載されます。
発売は6/18(月)です。

この物件は、2003年11月完成の独立二棟型の二世帯住宅で、特徴としてバルコニ-によって行き来できるプラン。
今回の取材に同行されたカメラマンから、「子供たちが全力で駆け抜ける家は始めて…」と驚きの感想をいただいた。(苦笑)

A3版見開き1枚ですが、二世帯住宅の多様性や、住まいと家族の関係など参考になる連載特集です。
興味のある方は、
コンビニや書店でご覧ください。



改正建築基準法
先日、6月20日から施行される改正建築基準法の講習会に参加した。
定員600人のホールは満席であり、昼から休憩時間無しの2時間半の講習であったが、途中退席や居眠りしている人がとても少ない、希少な(?)講習会であった。(苦笑)
それだけ、我々の業務に多大な影響を与えることになる改正である。

実は今年3月に建築家協会(JIA)の説明会にも参加したのであるが、その時はまだまだ詳細が見えていなくて、霧の中にいるようであった。
それが5月の半 ばを過ぎた頃より、具体的な内容が分かり始めて正直驚いた次第である。

今回の建築基準法等の大きな改正は、建築確認・検査の厳格化である。
その目的はご承知の通り、対審偽装事件の再発防止と法令遵守を徹底することにより、建 築物の安全性に対する国民の信頼回復である。

私どもではこれまで、建築確認・検査制度の曖昧さや欠陥などを承知の上、建築基準法を遵守してきた。確認申請をし、まともに現場監理を行い、完了検査を受け、合格したものを建築主に引き渡してきた。それが建築の設計を生業とする我々の最低限の努めであると考えていた。 ザル法と揶揄されてきた建築基準法であるけど、建築主の要求であっても違法になるような設計はしないし、工事もさせないよう、それを守ることが建築主のモラルだと逐一説明してきた。 それだけに、今回の改正は望むところであるし、歓迎したいと思っていた。

ところが、確認申請や完了検査の審査過程で、個々の建築物の審査で本当にできるの?と言うような細則があるのである。 あまりにも短い期間での施行であり、拙速であったのではないかと思っている。 当面は審査業務が大混乱することが避けられないであろう。


ajisai.jpg




愛車を紹介します♪



今年丁度製造30周年を迎えた愛車を紹介。
名称はブリヂストンDC545。
当時のパーツはフレームとハンドル、変速器レバーだけ…
換えたパーツにしても今ではなかなか手に入らないものばかり…。

フレームが当時としては珍しかったクロモリ合金でやたらと堅くて丈夫なためか、パーツの整備ができればまだまだ乗れそうである。
しかしながら、最近の軽くて柔らかいフレームにサスペンション付きのチャリに慣れてしまうと、とても乗りこなすことができない(?)…堅物なチャリである。だからちょっと遠出すると腕も尻も膝もガタガタになる…年のせいか。(汗)

自宅が狭くて、家の中にしまっておくと家族からクレームをもらうので、致し方なく事務所に置いて、昼休みなどに散歩ついでに乗っている。
ただこれとは別にロードレーサーが欲しい近頃。
が、先立つものが無いので、近所のサイクルショップで眺めているだけではあるが…(苦笑)
超高層マンションから景観を考える
宇治の平等院鳳凰堂は言わずと知れた国宝であり、「古都京都の文化財」の一つでもある世界遺産である。
私も遙か昔(苦笑)…建築を志す前に2度の修学旅行で京都を訪れたが、
この鳳凰堂の美しさは、他の寺社仏閣から抜きに出て強く印象に残している。

この鳳凰堂は東を向き、阿字池の対岸からみる姿が一番美しいし、切手やガイドブックなどに表されているのもこの構図であり、1000年の悠久の時を刻んできた世界に誇れる景観でる。ところが、先日の読売新聞にはこの方向から見る鳳凰堂の背面に民間の高層マンションが見えるというなんとも情けない記事が載っていた。
もちろん景観論争のことであるが、これは10年ほど前に平等院の裏手に15階建てのマンションが建ち、鳳凰堂の背景に入ってしまい創建当初からの風致が大きく損なわれたため、景観保全の論議を呼んだものである。
それだけに昨年からの京都市の景観規制は遅きに逸した感があるもの、大きく評価したいと思う。

景観の話をするとまたもや景観先進国であるヨーロッパとの比較になるが、これはもはや行政の不作為だけではない。
多くの日本人が、文化や歴史を大切にし、後生に伝えるという意識が欠落しているのであろう。
そして需要があれば、社会的な正義やモラルも無視する利益最優先のデベロッパーと、そこに集う建設関係者。さらに一番問題なのは、売っているものを自分の金を出して買うのが何故悪い?買った者の権利、所有者個人の財産である…と言った回りに対する気遣いなど無関心な風潮。
国立のマンション訴訟でも係争中でも売れてしまう現実…そこには社会的なモラルなど無い。手前勝手な事実だけである。



一年前までは快晴の朝夕に、5階にある私どもの事務所からも富士山と海が望めたのだが…


近年、私どもの事務所のある千葉港のエリアでも、住民エゴのむき出しの争議を度々目にする。
1995年以降の時期からこのエリアで建設された高層マンションは、海や富士山が見える眺望の良さを売りに販売された。 ところが、この湾岸地区の用地活用に時代の変化が押し寄せ、海岸寄りに次々にと新たにマンションが建設されているのである。これまで眺望を自慢していたマンション住民にとって、目の前に視界を遮る新しいマンション出現は承伏できないようであり、「景観を損なうな!」とか「眺望を奪うな!」とかの自分本位な要望をデベロッパーにぶつけるのである。

さて、千葉市の中心部でも42階建ての初の超高層マンションが着工した。周辺住民やこの地域に毎日通う人々にとって、これまで見えていた景色はどのくらい削られるのだろうか? せめて、この新たに誕生する建築物が多くの人にとって受け入られるデザインであって欲しいと願う。
大規模な構造物や超高層ビルは膨大な人々に長い間見られ続けるのであるから…美しくない巨大なものを見続ける日常は勘弁して欲しいと思う。