建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
焼鳥屋さんの地鎮祭


先週の土曜日、五月晴れの中、自由が丘駅近くの小さな小さな敷地で、「鳥へい」という焼鳥屋さんの店舗工事の地鎮祭が行われた。
http://atelier24blog.blog91.fc2.com/blog-entry-99.html

目の前にパチンコ屋さんがあり、10時の開店待ちのお客が注目する中での開始となった…(苦笑

宮司は近所の熊野神社の神主で、珍しく女性!その立ち居振る舞いがとても格好良かった!滞りなく祭事が終わり、御神酒で献杯する際、宮司さんよりお言葉を頂戴した。
「鳥へいが工事のため休業中で、多くの常連さん、ご贔屓のお客さんが、憩いの場が無くて困っていることと思います…(一同笑。
これまでの皆さんに愛されてきたお店が、新たな憩いの場として、予定通り無事完成することをお祈りいたします…」


地元の多くの人々に愛される焼鳥屋さんの建替えの設計を任せていただいたことに感謝し、期待を裏切らぬよう纏め上げようと、祭壇の前で気持ちを新たにした。

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緑のデザイン講座
先週土曜日に、千葉県建築家協会と建築学会(千葉支部)主催の「緑のデザイン実践講座講習会」というセミナーを丸一日掛けて受講した。

講習会場は、千葉県君津市のマザー牧場近く、君津グリーンセンターという造園会社の所有地であり、圃場(農園)兼、研究所である。

その事務所の会議室を借りて、午前中は植栽計画全般の講義および屋上・壁面緑化などの技術的な解説を受講。
午後には、この圃場を散策しながらの樹木や草花などの体験学習を行った。

講師は、造園家であり東京農大専任講師の石井英美氏と、樹木医で森林インストラクターでもある小池英憲氏。
お二人共、分かり易く丁寧に解説いただき、生憎の天候であったが、とても有意義な講習を受講することができた。
とにかく、新芽や若葉が織りなす鮮やかな緑に圧倒された。晴天であったならもっともっと魅了(大げさでなく!)されていただろうと残念に思った。

また、樹木の生産も兼ねた施設であり、その苗木育成も見学してきた。
成長の早い木や遅い木など年月にその差違があるが、それでも庭木としてあるいは街路樹などとして出荷されるまでに、10年15年と多大な時間が掛かるのだと…その大切さを改めて認識する機会になった。

設計という仕事柄、これまでにも多くの植栽計画に関わってきたが、住まいの潤いや街の景観に重きを置いてきたように思う。今後は樹木や草花にとっても、もっと配慮したデザインを考えていきたい。

なお、この圃場の見学や苗木の販売などにご興味のある方は、下記のサイトから問い合わせしてみてはいかがだろうか?
たまには、このような管理された雑木林の中を散策する時間を持っていただき、多くの人に環境を考えてもらえれば、この圃場関係者も喜ばれることと思う。

内山緑地建設(株)環境緑化技術研究所及び圃場
内山ガーデン&アーボリータム(君津グリーンセンター)
http://www.uchiyama-net.co.jp/arboretum/index.htm


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霞んでいるが、東京湾が望める景勝。

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大木のコナラ(木楢)。新芽の黄緑が艶やかで優しい。

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雑木林の小径。色鮮やかな緑


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両側にモクレン(木蓮)の種類が多く植わる農道

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圧倒的な緑の中でツツジの色にハッとさせらる。

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ムスカリとフッキソウ(富貴草)の小径


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種から2年半のハナミズキの苗木
この大きさで100株あったとして、商品となるのは僅か2,3本だという…

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ヒイラギナンテンの幼木。実生(種植え)から9ヶ月のプランター


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西湖いやしの里



先月の24日は、今日のように朝からかなりの雨の日だった。
多忙な時期だったが、某商工会某部会の日帰り研修ツアーに参加した。
事務所の会計顧問をお願いしてる先生からの有無も言わさずの参加要請で…(汗
ここ数年は有難くメンバーに入れていただいている。

目的地は、身延山久遠寺参拝と垂れ桜観賞、それに表題のいやしの里見学である。
朝早くから一同バスに乗り込み出発するが、本降りの雨で肌寒くもあり、これは車中での移動宴会だな、と期待薄を感じていた…(苦笑

それが、身延に着く頃には雲の切れ間から青空が覗き始め、久遠寺境内に入る頃にはほぼ天気が回復した。
そして、昼過ぎ西湖付近に着いた頃にはご覧のような富士山を拝むことができた。

さて、西湖いやしの里根場(ねんば)である。
富士を望むこの地区は、かつて茅葺きの美しい集落だったが、昭和41年台風による甚大な災害でほとんどが消失した歴史がある。その茅葺き屋根の集落を再現した町立の施設でり、現在15棟が完成していて、最終的には20棟の集落とする予定だとか。

この茅葺きの建築群は、実際の住まいでなく展示、体験、飲食、土産などのスペースになっている。
茅葺き屋根の棟飾りは、兜造り(かぶとづくり)と言われ、現在ではほとんど見られなくなった独特な様式である。そしてかつての民家では屋根裏が養蚕場であった。
茅は富士の裾野に自生したものを使い、茅葺き職人は技術を後生に伝えるべく町で育てているとのお話を「信玄と戦国武将展」の管理人さんから聞いた。
今後も茅葺き屋根は残していける体制ができつつあることに嬉しく感じた。
そして設計する者として一度は茅葺き屋根の建築をやってみたいと改めて思った。

日帰りという強行軍の研修なので、残念ながら足早にサラッと見ただけなので、この施設の詳しいレポートにはならない。
しかし、家族で1日くらいのんびりと滞在するには都合良い穴場的な施設であろう。何よりも富士山を眺めながらの茅葺き屋根の美しさを実感するのも有意義であるはず。
GWにまだ予定のない方にはお勧めである。
http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/

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自分には縁の無いものと思っていた
先日、自動車免許証の更新に行ってきた。
自分でも驚くことに、有料講習でありゴールド免許証に変わった!!
もちろん(?)初めての経験であり、自分には縁のないものだと思っていた…(苦笑

実は前々回に有料講習の通知が来ていたが、誕生日まで未だ間があると思っていて…それで気が付いたのが誕生日から2週間余りすぎてだった。いわゆる「うっかり失効」で、その時点でゴールド免許証は無くなるし、講習自体も確か2時間だった。そしてその影響で前回も通常講習で期限は3年だった…(涙

それだけに何だか少し嬉しい…
だからこのブログに載せるためにSGカードを申し込んだわけで…(苦笑
どうせ次回は通常免許証だと思うし…
たまにはこんな話題で勘弁いただきたい。(汗


ムスカリ
今日の昼過ぎに、千葉公園を抜ける道を車で通ると、ハッとする風景に出会い、思わず車を駐めてしばしその美しさに見入ってしまった。

ムスカリというユリ科の多年草らしい。

芽生えはじめた若葉の間から差し込む春光に紫色の花が鮮やかであった。


このあたりは、桜の木がたくさんあり、先週まで花見で賑わっていた所だが、心ない身勝手な人たちが残したゴミの山を見せられて、とても不愉快な気持ちにさせられた中で出会った景色だった。

職業柄、庭園や公園の花木には詳しいと自負していたが、このムスカリという草木は知らなかった。事務所に戻り、早速ネットで検索すると、以下のような紹介があった。


原産地は南西アジアあるいは地中海沿岸地方。
一般的には球根植物で開花期は3月初旬から4月末頃。花は一見するとブドウの実のように見える。このことからブドウヒアシンスの別名を持つ。
早春を彩る花として近年人気品種となり各地の公園などでごく普通に見られる。

散歩の途中であろうご婦人達が、「ムスカリもたくさん植えてあると見事ね!」というような話が聞こえてきた。
全くもって自分の不勉強さを恥じた次第であった…(苦笑




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