建築家・飯沼竹一のブログです。暮らしや住まい、家や建築、街などを通して見聞きしたこと、日々感じたこと、考えたことなどを気儘に手記にしています。四方山話も含めて呑気に続けて行こうと思います。 ご意見ご感想などお願いします。
日銀本店見学会


open! architecture 建築のまち・東京を開放する」という建築のイベントに参加した。


今回は3日間の開催だったが、日程の調整がつき、機会がないとなかなか見ることのできない建築を見ようと思い、日銀本店の見学会に参加した。

日銀本店は現在、旧館、新館、分館の3つの建物から構成されていて、見学の対象はもちろん旧館である。設計者は、東京駅の赤煉瓦の駅舎などの設計で著名な辰野金吾博士。

地下1階(金庫室)、地上3階建て。石積み煉瓦造りという今ではかなり特殊となる構造形式。
ベルギーの中央銀行をモデルにしたネオバロック様式の西洋式建築で、明治29年(1896年)に完成。国の重要文化財に指定されている。
関東大震災では、ドーム屋根などは周囲の火災の飛び火により、延焼をうけて消失したらしいが、建物本体は無事であり、さすがに「辰野式」と呼ばれた堅固な建築であり、その美観を保ったまま日本橋本石町に現存する。

知らなかったが(大学の近代建築の授業では習ったのかもしれないが…苦笑)、このドームは震災前までガラス屋根だったらしい。その下には3層吹抜の営業室があるが、当時はさぞかし美しい空間であったろうと思うと、現在体感できないことが残念に感じた。

地下金庫室は1426㎡(約430坪)あり、数年前まで実際に使われていたとのこと。金庫扉も厚さ90cm、重さ25t。蝶番もべらぼうにデカイ!以前に民間銀行の支店の設計をした際、金庫室の扉も発注したが、性能など違いはあるのだろうが、それでも桁違いだ。とにかく一見の価値あり。

建物内部の見学は短いものであったが、とても有意義な見学であった。
ただ、この国の重文と隣の旧三井本館を見るにつけ、昨年解体された三信ビルの無情を想った。

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ちなみに、これも知らなかったことであるが、この日銀本店は事前に申し込めば見学できる。
帰り際に気が付いたのだが、中庭の一角には土産グッズの自動販売機がある。「お札まんじゅう」とか「お札煎餅」などある…まぁ、土産は見学記念として配られる、「一万円札の裁断くず」で十分だと思う。…(笑
何れにしても、建築自体にあまり興味のない人でも、十分満足できる見学会である。

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見学の始めに、
This is 日本銀行」という日本銀行の役割や業務を解説したビデオを見ることになるのだが、酒井美紀のナレーターもよく、なかなか秀逸であった。
日銀と言えば、先頃総裁人事で揉めていたのを思い出す。
この説明を受けると、独立した国の重要な機関であることが度々印象に残る。確かに天下り人事はNGなのかもしれない…と感じた次第。

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へなちょこレーサー、筑波8耐に出る
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止めておけばいいのに、昨年10月の「もてぎ7時間耐久レース」でバテバテの目にあったにもかかわらず、またロードバイクの耐久レースに出てしまった…(汗

「春の筑波8時間耐久レース」で、連休中の5月3日に筑波サーキットで行われた。

今回も4人メンバーによる参加で、平均年齢43歳(?)の男女混合チーム。

当日はまたも朝から雨であった!
午前中は寒さに見舞われ、午後からは急速に回復した天気から暑さを強いられた…(泣


それでも、1人5周で交替しながらのレースに、4人とも黙々と走った!
筑波はコースが短くて、一周は2.045Km。でもこの距離が意外にもペース配分に有効であった。
チームの総合ラップ107周。自分のラップは27周で、距離にして約55km。
4人の平均ラップタイムは4分~4分15秒。平均時速約30kmだから、手前味噌になるけど意外といい結果だったと思う。
まだ公式結果が発表されていないが、まぁ、辛うじて満足できる結果は得ることができた。

レース終了後、チームリーダーから「夏の8耐」も出るか?と聞かれて、「真夏にやったら死んでしまいますよ!秋の「もてぎ」にしまう!」と即答してしまった…(汗
ってことは、自分で次は「もてぎ7耐」を走ると宣言してしまったようで…(笑








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お知らせ
事務所のWebsiteを久しぶりに更新しました。
「王子台の家」と「JUSTCAREファサードデザイン」の完成写真を公開しています。
ご興味のある方はご覧ください。
http://www.atelier24.jp/project.html
感想や、ご質問もお待ちしています。



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床下暖房を体感


昨日、王子台の家を訪れた。

竣工後1ヶ月を過ぎ、お施主さん一家はこの住まいを、かなりご自分達のものにしているように感じて、嬉しく思った。
外観の夜景を撮影する目的もあって、夕方にお邪魔すると、お施主さんは肌寒い日がしばらく続くという天気予報を聞き、2日前から床下暖房のスイッチを入れているという。
玄関を入ると確かにほんわか暖かく感じる。桧の床板を触ると温かい。
小5のお姉ちゃんが、パジャマ姿で居間のソファーで髪をバスタオルでふいていた。
床が暖かいので、素足でも気持ちよく、薄着でいても寒くなく快適だ…とのお施主さんの弁。

真冬にどのくらい快適に過ごせるのか?お施主さんは今からとても楽しみのようだ…
エナーテックという比較的新しいシステムだが、既にかなりの実績があり、お施主さんの期待を十分満足させてくれるはずだ。
ただ、設計者としてはいつものことであるが一抹の不安が無いわけでもない…(苦笑
来春にはそのリポートも紹介できると思う。
興味をお持ちの方はお楽しみに!


参照ブログ:「床下暖房」という選択
http://atelier24blog.blog91.fc2.com/blog-entry-105.html

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